わきが対策局

耳垢が湿っていればわきが??

耳垢が湿っていると、わきがの可能性が高いようです。わきがの人の特徴は、アポクリン腺という汗腺が活発であることです。アポクリン腺はほとんどの場合耳の中にあるので、アポクリン腺が活発に働いている人は、耳の中で発汗がおこなわれ、汗が耳垢を湿らせるのです。

わきがと耳垢の関係性は?

わきがと耳垢の関係性は?
深く関わりがあります


わきがと耳垢、一見全く関係がなさそうですが、実は深く関わりがあります。
耳垢が湿っているか乾いているかで、わきがの可能性を判断することができるのです。湿っていれば必ずしもわきがというわけではありませんが、高い確率で判断できる為、知識として知っておく必要はあるでしょう。

耳垢が湿っているとわきがの体質の可能性が大

わきがの原因はアポクリン腺が活発に働くことで分泌されるアポクリン汗です。このアポクリン腺はすべての人にあるわけでは無く、日本人の場合全体の15%ほどしかいません。アポクリン腺は皮膚の深いところにあり、毛穴と繋がっています。アポクリン汗がなぜ臭いの原因になるかというと、脂肪やたんぱく質、鉄分や尿素といった物質がたくさん含まれているからです。通常汗というのはその99%が水分で、体温調節のために発汗されます。ほとんど水分である汗は、分泌された後に環境によっては臭いを生じる恐れがあるものの、それほど強い臭いにはなりません。しかしこのアポクリン汗は様々な成分が含まれている分、それらの成分が皮膚の上で細菌によって分解されて、強い腐敗臭のような臭いを発せさせてしまうのです。

耳のアポクリン腺
耳のアポクリン汗腺アポクリン腺は体の特定の部位にしか存在しません。例えば「わき」「陰部」「乳首の周り」などです。そして耳の中も、そのアポクリン腺がある限られた体の部位の一つなのです。そのためアポクリン腺が活発に働くと、耳の中にアポクリン汗が分泌されます。それによって耳垢が湿ってしまうのです。これは耳に活発なアポクリン腺を持っている人にしか現れない症状で、まさにわきが体質の人の特徴なのです。そのためわきが体質であるかどうかは、耳垢が湿っているかどうかで判断することが多いです。

アポクリン腺の働きは、いまだに良くわかっていません。汗腺にはエクリン汗腺と脂肪線とアポクリン腺がありますが、エクリン腺は体温調整のため、脂肪線は脂質を分泌して皮膚を守るなどの役割が明確にわかっています。しかしアポクリン腺から分泌される汗の役割はよくわかっていないのです。そのため、なぜ特定の部位にしか存在しないのか、耳の中にアポクリン腺があるのかもわからないのです。一説によると、もともとはアポクリン汗がフェロモンの役割を果たしていて、異性を惹きつける役割が動物としてあったのではないかとも言われています。

湿った耳垢の人が必ずしもわきがという訳ではない

耳垢が湿っている場合、わきが体質である可能性が高いものの、100%わきがというわけでもないようです。耳垢の湿り度合いとわきがのレベルはある程度相関関係が認められています。わきが体質にもレベルがあるため、少しの湿り気であれば、それが強いワキガ臭に繋がっていない人もいます。逆に耳垢が湿っていない人でも、脇を切開するとアポクリン腺がたくさんあったというケースが、クリニックではたまにあるそうです。そのため耳垢だけで判断することなく、他の要因も調べてみる必要があるでしょう。


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